こんにちは。dotto_”です
今回は『葬送のフリーレン』をご紹介!
「まだ観たことないけど、どんな話なんだろう?」
「人気みたいだけど、どこが魅力なんだろう?」
「最近見たいのないな… なにかいいのないかな?」
こういった方に向けて
漫画とアニメが大好きな著者が
「まだ観てないならこの作品すごくお勧め!」と
共有したくて仕方のなかった作品をご紹介します!
この記事を読むと…
- どんなストーリー展開なのか
- この作品の魅力はどんなところなのか
- 観るときに注目してほしいポイント
が“ザッ”とわかります!
記事を読んで気になった方はぜひみてみてください!
物語の背景
はじまり方が特徴的
勇者とそのパーティによって
魔王が倒された“その後”の世界を舞台に、
勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使い・フリーレンと、
彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく。
“魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する胸に刺さるドラマやセリフ、
魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、
アニメ『葬送のフリーレン』公式サイトより引用しました
キャラクターたちが織り成す物語で、多くの読者を獲得。
魔王を倒し勇者一行が、街に“凱旋”してくるところからはじまる
“ちょっと変わったストーリー展開”です
冒険物語だと定番の「魔王を倒しに行くぞ!」 …みたいな
魔王を倒しに行くまでの過程から描いていかない
珍しいタイプの物語になってます
そこをすっ飛ばした話の始まり方が物語に引き込まれる部分になっています
「えっ魔王もう倒しちゃったの! ここからどうなるの!?」とひっくり返りましたね
主人公(フリーレン)
主人公の特徴をざっくりまとめると…
・魔法収集が趣味の魔法使い
・人間よりめちゃめちゃ長生き(エルフという種族)
・1000年以上は生きてる(見た目の変化もめちゃくちゃ遅い)
・朝に弱い
みたいな感じです
主人公フリーレンは、エルフという種族の女性で
人間よりもかなり寿命が長いです。
エルフは1000年以上生きる種族であり
それが原因なのか感情の起伏が少なく
テンションがずっとローテンション?な感じの人物です
ひとことで表して! といわれたら
“まったりとした印象の人” と答えます
魔王を倒した“勇者一行”のメンバーの一人で
この人を中心に物語が進んでいきます
フリーレンのローテンションなところも、この主人公にハマっていくポイントの一つでした
登場人物(勇者一行)
フリーレンが一緒に旅をしたメンバーは“勇者一行”と呼ばれ、
ヒンメル(勇者)・ハイター(僧侶)・アイゼン(戦士)
にフリーレンを含めた4人パーティになっています
またまたざっくり紹介をすると…
勇者:ヒンメル
・普通に人間 けど強い
・フリーレンを旅に連れ出した張本人
・困っている人を見捨てない性格
・ユーモアを持った愛すべきナルシスト
感情や感性の感覚がとぼしいフリーレンに魔王を倒しに行く過程で
ことばや思いを伝えてきたひとで
フリーレンに“考え方を変えるきっかけを与えた人”になっています
作品の中では
このヒンメルに影響を受けて生き方が変わっていった人物たちが数多く登場してきます
ヒンメルの言葉には注目してほしいところです
僧侶:ハイター
・ヒンメルとおなじで人
・僧侶(聖職者)なのに…お酒大好き
・二日酔いで戦闘に参加できないことが度々あった
聖職者なのにお酒大好きで
フリーレンには“なまぐさ坊主”と皮肉られていました
旅を終えて老人になってからは
戦災孤児のフェルンという女の子の育ての親になります
(フェルンはのちのちフリーレンとかかわりが出てくる主要人物です)
戦士:アイゼン
・ドワーフという種族(エルフほどじゃないけど人間より長生き)
・小柄だけど屈強
・寡黙な一面があるけどユーモアも嫌いじゃない
アイゼンはヒンメルやハイターよりも長生きなため、魔王を倒した後のなかでもフリーレンとのかかわりが出てきます
寡黙な一面を持ちますが、だんまりを決め込む職人みたいな感じでなく
パーティのなかでは割と常識人みたいなタイプです
戦士シュタルクという人物の師匠で
そこで出てくる2人の会話の名言で僕はアイゼンが好きになりました
(のちにシュタルクもフリーレンとかかわりが出てくる人物)
“勇者一行”のメンバー以外も魅力ある登場人物がおおくでてきます
好きなキャラクターをみつけるのもおもしろいです
(僕はアイゼンとハイターが花畑を走りまわるシーンがすきです フリーレンのひとこと『きもちわるい..』がツボでした(;´∀`))
どういう物語なの?
実際にじぶんで観て楽しんでもらいたいので
極力ネタバレをしない形であらすじをはなすと…
魔王を倒すために旅へ出ていた“勇者一行”が
魔王を倒し街へ凱旋してくるところから物語は始まります
勇者一行のメンバーである魔法使いのフリーレン(主人公)は
1000年以上を生きる種族なため、人間との間で
時間の感覚・価値がひととズレています
この感覚の違いからほかのメンバーや関わっていく人たちとよく考え方のギャップがうまれていました
それはそうですよね 10年が1年の感覚になっちゃうわけですもんね
この 人とはズレた感覚や、時間に対する価値の差が
後に
フリーレンに後悔を生むことになります
「…人間の寿命は短いってわかっていたのに…」
「…なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう…」
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ 少年サンデーコミックス:葬送のフリーレン:1巻34ページ
人間との寿命の違いを理解し、もっと知ることはできたはずなのに
それをしてこなかったことを後悔し、また認識するきっかけを得たことで
フリーレンはその後の旅で人を知るための旅という目的をあらたに加え
旅先で人とかかわることを積極的にもつようになり、勇者一行で旅した日々を思い返しながら
大切な人が残してくれたことばや思いを繋いでいくことになります
時間の価値や考え方の違いから生まれる気持ちのすれ違いとも向き合いながら
成長していくフリーレンの旅の物語がこの作品のメインになっているとかんじます
ないがしろにしてしまいがちな時間の価値 人との向き合い方をまなべるストーリーになっていると思います
注目のポイント!
オープニングテーマ曲:『勇者』が物語を読みすすめていくほど刺さる歌詞
このオープニングの曲もすごくいいんですよね…
YOASOBIさんの曲なんですけど、これが物語をよく表現されていて
「どうやってこんなぶっ刺さる歌詞かけるんだろう…スゲェなあ」と話が進むごとに
感情ゆさぶられまくりでしたね
たとえるなら
『卒業ソングを卒業式のタイミングで歌うと普段聴く時よりもめちゃめちゃ感情移入してうるっとくる』
みたいなかんじですかね
アニメみるときはオープニングにも注目してみてほしいですね
僕の好きなシーン
作品の中で出てくるフリーレンとアイゼンの会話のシーンを一つご紹介します
「たった10年の冒険だよ。」
「百分の一か。」
『皆との冒険だって私の人生の百分の一にも満たない。』
原作:山田鐘人 作画:アベツカサ 少年サンデーコミックス:葬送のフリーレン:2巻16~17ページ
「そんなことも言ったけね。」
「面白いものだな。」
「何が?」
「その百分の一がお前を変えたんだ。」
このシーンは僕の好きなシーンのひとつです
フリーレンのように1000年も生きるような人物でも、本人にとってはたった10年という
人生の100分の一にもみたない時間がその後の人生や生き方に影響を与えた
のだというところはアニメを見ていて深く刺さる言葉になりました
たった一瞬の出来事だったとしても、その後の人生に影響を与えるものになるということ
一瞬一瞬の時間の価値を無駄にはせずに生きていたいなと思うきっかけになりました
こんな
どこか胸に刺さる言葉やシーン
が数多く含まれる作品
になっているので実際にじぶんで読んだり観たりして、お気に入りのシーンを探してみてください
どこでみれる?
漫画(コミックス)
既刊12巻でした。(2024/03/30時点)
アニメの続きが気になる人はチェックしてみるといいかもしれません。
アニメ
Amazonプライム U-NEXT(ユーネクスト) Netflix(ネットフリックス)
3か所の動画配信サイトを僕は利用したことがあるんですが、
この三か所はどの場所でも視聴できました (2024/04/08時点でも見れるみたいでした)
公式サイトにもどこで見れるか書いてましたアニメ『葬送のフリーレン』公式サイト
まとめ
「何気なく過ごしてしまっている日々のはかなさ」
「大切な人と過ごせる時間のたいせつさ」
「親から子へ 子から孫へ とつなぐ思い」
といった
人生で忘れがちな大事にしたいことを再認識させてくれる作品になっています
勇者一行の旅でヒンメルが残した言葉は、フリーレンやその周りの人たちにも
影響を与えフリーレンがその思いを次の世代につないでいく姿は
作品の中でも注目するポイントであり、この作品の醍醐味になっています
冒険ものは観たことないんだけどな…という方にも魅力が伝わる作品だとおもうので
ぜひ興味が湧いた方はマンガでもアニメでも見てみたいほうから視聴することをお勧めします
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回もお気に入りな作品の魅力を伝えれるように
記事を書いていきます よろしくお願いします